お気に入りのスカートを履こうと思ったら、なんだかウエストがゆるい…
でもよく見ると、ベルト通し(ループ)が付いていない!
「どうやって締めるの?」「安全ピンで止めるしかないの?」と悩んだ経験、ありませんか?
スカートの種類によっては、もともとベルト通しがないデザインも多く、特に以下のようなシーンで問題になりがちです。
- ダイエット後、サイズが合わなくなった
- 洗濯や着用を繰り返して生地が伸びた
- そもそもウエストが大きめだった
- ベルト通しがなく、調整できない

目次
まずは原因をチェック!スカートが「ゆるい」には理由がある
対処法を選ぶ前に、「なぜスカートがゆるいのか」を把握しておくことが大切です。
スカートがゆるいのよくある原因
- 体型の変化(ダイエットや体重増減)
- スカートの経年劣化(ゴムが伸びた、布が伸びた)
- もともとのデザインが大きめ
- ハイウエストとローウエストの履き位置ミス
スカートがどのタイプかによって、対処法も少しずつ変わります。
自宅でできる!ベルト通しがないスカートの「ゆるさ」対処法
ベルト通しがないスカートの「ゆるさ」対処法1. ウエストに「インナーベルト」や「スナップゴム」を仕込む
ドラッグストアやネット通販で売られている「ゴムベルト(スナップボタン付き)」や「ズボンベルトホルダー」は、スカートの内側で留めるだけでしっかりホールドできます。
特徴
- 外からは見えない
- サイズ調整が簡単
- ゴムなので締め付け感も少ない
ベルト通しがないスカートの「ゆるさ」対処法2. 「ウエスト調整テープ」を貼る
アイロンで貼り付けるタイプの「サイズ調整テープ」を使えば、生地の裏から部分的に詰めることができます。
- 裏地に当ててアイロンで圧着
- 縫わずに済むので裁縫が苦手な人にも◎
ベルト通しがないスカートの「ゆるさ」対処法3. 後ろで「タック(つまみ)」を縫って仮詰めする
- スカートの後ろ中心部分などに、軽くタックを寄せて仮縫い
- 服の外観を大きく崩さず、ウエストを小さくできる
- 縫い方を工夫すれば、取り外し可能な“簡易詰め”にもできる
応急処置でも安心!外出先でゆるいスカートを直す方法
「出かけた先でスカートがずり落ちてくる…」そんなときにも慌てず対応できる便利ワザをご紹介します。
外出先でゆるいスカートを直す方法1. 安全ピンで内側を固定
- ベルト部分の内側に小さく折り目を作って、安全ピンで留める
- 応急処置としては定番
- 見た目に響かないよう、スカートの裏地側やサイドに使うのがコツ
外出先でゆるいスカートを直す方法2. ヘアゴムを使う裏技
- ヘアゴムと小さなピンを組み合わせて、ウエスト内側でくるっと締める
- 一時的にウエストを縮めることができ、見た目もスッキリ
- タイトスカートよりも、ギャザースカートやフレアタイプに向いている方法
おしゃれに魅せる!ベルト通しがなくても使えるファッション小物
1. ウエストポーチやコルセットベルトを活用
最近は、ウエストマークができるアイテムがトレンド。
スカートの上から巻いてしまえば、ベルト通しがなくても問題ありません。
使えるアイテム
- 幅広のコルセット風ベルト
- スカーフベルト(おしゃれに結ぶ)
- ウエストポーチ(機能性も◎)
2. トップスインでホールド感UP
- トップスをウエストにしっかりインすることで、ずり落ちを軽減
- 柔らかい素材のトップスを使うと、クッションの役割を果たしてズレ防止に
長期的には?プロに依頼するお直しという選択肢
1. お直し専門店に依頼する
- スカートのサイズ詰め(ウエスト調整)はプロが正確に対応
- ウエストだけでなく、ヒップや丈とのバランスも考えて調整してくれる
2. 料金相場(目安)
内容 | 価格の目安 |
---|---|
ウエスト詰め(ファスナーあり) | 3000〜6000円前後 |
ゴム交換・ゴム詰め直し | 1500〜3500円程度 |
ベルト通しを新たに作る | 1000〜2000円(素材による) |
※素材・デザインによって異なりますので、事前に見積もりを確認しましょう。
ベルト通しがなくても安心な「買う時の選び方」
今後スカートを選ぶときは、以下のポイントをチェックしておくと、ゆるさ対策がしやすくなります。
チェックポイント
- ウエストがゴムタイプかどうか(調整しやすい)
- 内側に調整紐が付いているか
- ベルト通しがなくてもベルトが巻ける幅か
- お直ししやすい縫い方か
まとめ:ベルト通しがなくても工夫でしっかりフィット!
「スカートがゆるいけど、ベルト通しがない…」そんなときも、さまざまな方法で対処できます。
今日からできる対処法をおさらい
- 自宅で:インナーベルト・仮詰め・アイロンテープ
- 外出先で:安全ピン・ヘアゴム
- おしゃれに:コルセットベルト・トップスイン
- 長期的には:お直しを検討
スカートの美しいシルエットを保ちつつ、自分らしく快適に着こなすために、小さな工夫が大きな効果をもたらします。
おわりに
ファッションは、着る人が気持ちよく過ごせることが何より大切。
ゆるくなってしまったスカートでも、ちょっとした手間やアイディアで再び活躍させることができます。
お気に入りのスカートをあきらめず、自分にフィットする着こなし方を楽しんでくださいね。