ふとしたときに目にする「きへんに○○」という形の漢字。
中でも今回注目するのが、「きへんに区」という組み合わせ。
「あれ?この漢字ってなんて読むの?」
「どういう意味があるの?」
「他にも似た漢字ってあるの?」
そんな疑問を感じたあなたのために、「きへんに区」という漢字の読み方や意味、成り立ち、さらに関連語まで丁寧に解説します。
目次
結論:「きへんに区」の漢字は「枢(すう)」
まず、答えからお伝えします。
きへんに区の漢字は――「枢」です。
- 漢字:枢
- 部首:木偏(きへん)
- 旁(つくり):区
このように、「木」と「区」が組み合わさった形をしています。
枢の読み方と音訓一覧
「枢」という漢字には、複数の読み方があります。
種類 | 読み方 |
---|---|
音読み | スウ(例:中枢) |
訓読み | なし(常用では使われない) |
名乗り | まどか(人名などで) |
一般的には音読みの「スウ」で使われることがほとんどです。
「枢」の意味とは?
「枢」は、少し堅い印象のある漢字ですが、重要な意味を持っています。
主な意味は以下の通り
扉の回転軸・蝶番(ちょうつがい)
昔の扉は軸を中心に開閉していたことから
物事の中心・かなめ・中枢
重要な役割を担う場所や人に使われます
軍事・政治などの中心機関(古語的用法)
例文で見てみよう!
中枢(ちゅうすう):中心となる場所、または役割
→ 「組織の中枢を担う」
枢軸(すうじく):中心となる軸、または国際政治の同盟関係
→ 「日独伊三国枢軸(第二次世界大戦)」
枢要(すうよう):最も重要なところ
→ 「枢要なポストに就く」
このように、「枢」は「中心・重要な部分」という意味で使われることが多いんですね。
「枢」の漢字の成り立ち
漢字の成り立ちから意味を深掘りしてみましょう。
- 「木偏(きへん)」は、木や木製のものに関係する漢字につく部首です。
- 「区」は「分ける」「囲う」などの意味があり、囲まれた空間=区切られた場所を表します。
つまり、「枢」は“木製の中心となる部分”=扉の軸・開閉の中心”を原義とし、そこから転じて「ものごとの中心」という抽象的な意味を持つようになりました。
類語・関連語・似ている漢字
「枢」と意味や使い方が似ている漢字・熟語をいくつか紹介します。
漢字・熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
中枢 | ちゅうすう | 組織や体の中心となる部分 |
要(要所) | よう(ようしょ) | 重要な点や場所 |
中心 | ちゅうしん | 真ん中、または重要な存在 |
軸 | じく | 回転の中心、ものごとの芯になる部分 |
関(関所) | せき(せきしょ) | 通行を管理する場所、要所的な意味も持つ |
「枢」は日常で使う?どんな場面で出てくる?
「枢」は、日常会話ではあまり使わない漢字ではありますが、ニュースや文章、歴史の教科書などでは比較的よく見かける言葉です。
こんなときに出てくるかも!
- 政治や経済の話題:「政府の中枢機関」「外交の枢要な位置」など
- 医学用語:「神経中枢」「中枢神経系」など
- 歴史用語:「三国枢軸(Axis Powers)」など
漢字クイズ!似たような「○偏に○」の漢字に挑戦!
「きへんに区」=枢のように、漢字の形から意味を推測できると楽しいですよね♪
ここで、ちょっとしたクイズです!
Q. 次の「部首+つくり」の漢字、何と読むでしょう?
- きへんに青 →
- くちへんに言 →
- てへんに合 →
- にんべんに夢 →
答え:
- 楷(かい):楷書の楷
- 語(ご):言葉をあらわす
- 握(あく・にぎる):手でにぎる
- 儚(はかな):儚い、はかない命の意味
漢字って、パーツを見ると意味や読み方が見えてくるから面白いですよね!
まとめ|「枢」は“中心”をあらわす大切な漢字
では、この記事のまとめです。
「きへんに区」は…
- 漢字:枢(すう)
- 意味:中心・要(かなめ)・扉の軸
- 読み方:音読み「スウ」、訓読みなし(人名で「まどか」と読むことも)
ニュースやビジネス文書、学術用語では今でもよく使われている重要な漢字です。
おまけ:人名で使われる「枢(まどか)」も存在
意外かもしれませんが、「枢」は人名用漢字としても使われます。
特に「まどか」という名前に当てられることがあり、柔らかくも芯のあるイメージを持たせることができます。
きへんに区」の漢字、「枢」は見た目も意味も印象的な一文字。
ぜひこの機会に読み方や使い方を覚えて、漢字力アップにつなげてくださいね!