雑学

車を「停める」の正しい漢字は?止・停・駐の違いをスッキリ解説【完全保存版】

日常会話やビジネス文書、メールやSNSなどでよく使う「車をとめる」という表現。

この「とめる」、漢字で書こうとすると迷いませんか?

 

  • 「車を止める」?
  • 「車を停める」?
  • それとも…「車を駐める」?

 

見た目は似ているけれど、実はそれぞれ意味や使い方がまったく違う漢字です。

 

正しく使い分けられると、文章の印象もグッとスマートになりますよ!

 

この記事では、「止・停・駐」の違いを徹底的に解説しながら、“車をとめる”にふさわしい漢字はどれか?を明確にお伝えします。

さらに、使い方の例文や豆知識も紹介するので、言葉に強くなりたい方必見です!

 

結論:車を「とめる」は「停める」が正しい!

まず結論から言うと

 

 「車をとめる」の正しい漢字表記は「停める」です。

 

理由はとてもシンプル。

停める」という漢字には、「乗り物などを一時的に動かさないようにする」という意味があるからです。

 

たとえば、「電車を停める」「エンジンを停める」「バスが停まる」など、動いていたものを“その場に留める”ような意味合いで使われます。

 

それぞれの漢字の意味と使い方の違い

では、「止・停・駐」の3つの漢字の違いを、詳しく見ていきましょう。

 

① 「止める(とめる)」

基本の意味

  • 動いているものを止める
  • 行動をやめさせる

 

特徴

  • 対象が人・物・行動・音・流れなど幅広い
  • 一時的かどうかは関係ない
  • 非常に基本的な動詞で、あらゆる場面で使える

 

使用例

  • 「車が突然止まった
  • 「涙を止めることができなかった」
  • 「話しかけて止めた

 

補足

「止める」は「何かの動きや流れを止める」という非常に基本的な意味を持っています。

ただし、乗り物に関して使うと、やや曖昧で、ざっくりした印象になるため、文章でしっかり伝えたい場合には次の「停める」を使うのがオススメです。

 

② 「停める(とめる)」

基本の意味

  • 動いているものを意図的に一時停止させる
  • 特に乗り物・電気機器・機械的なものに多く使われる

 

特徴

  • 対象は主に車・バス・電車・エレベーター・エンジンなど
  • 「その場にとどめる」「一定時間静止させる」ニュアンスがある
  • 正式な文章や公的な表現でも使われる

 

使用例

  • 「コンビニの前に車を停めた
  • 「電車が急に停まった
  • 「この場所に自転車を停めないでください

 

ポイント

「車」や「乗り物」の動作に対して最も自然で正しい漢字は、この「停める」です!

 

③ 「駐める(とめる)」

注意!この表現は

×誤用(間違った使い方)です!

 

「駐」という漢字は、名詞や熟語(例:駐車、駐輪、駐在)で使われるもので、動詞「とめる」に使うのは不自然で誤りです。

 

正しい用法

  • 「駐車場(ちゅうしゃじょう)」
  • 「駐輪スペース」
  • 「無断駐車は禁止です」

 

「車を駐める」と書くと、「あれ?この人ちょっと間違ってるかも…」と思われてしまうこともあるので注意しましょう。

 

【比較表】止・停・駐の使い分け早見表

漢字 意味の特徴 主な対象 使用例 正式な使い方?
止める 動きをやめる/行動を制止する 人・物・音・感情・水など 「息を止める」「話を止める」
停める 一時的に静止させる/留めておく 車・乗り物・電車・機械など 「車を停める」「電車が停まる」 ◎(推奨)
駐める 本来は名詞用。動詞化は当て字・誤用 名詞のみ(駐車、駐輪など) 「駐める」は使わないほうが良い ✖️

車を「停める」シーン別例文集

正しい例文(停める)

  • 「ここに車を停めても大丈夫ですか?」
  • 「しばらくこの辺に停めさせてもらいます」
  • 「駐車場が満車で車を停められなかった

 

 間違いやすい表現(駐める)

  • 「コンビニに駐めた」→ ❌ 誤用。停めたが正解
  • 「ちょっとだけ駐めとくね」→ ❌ カジュアルでも使わない方が◎

 

名詞では「駐」が大活躍!でも動詞は「停」

ここまででお気づきかと思いますが、名詞と動詞では使う漢字が違うのもポイントです。

 

動詞 名詞
車を停める 駐車する
バイクを停める 駐輪場に入れる

たとえば…

 

  •  正しい文章

「駐車場に車を停める」

 

  • 間違った文章

「駐車場に車を駐める」 ← 当て字で誤用

 

応用:敬語やビジネス文書では?

ビジネスメールや公的な案内文でも、「停める」はよく使われます。

 

ビジネス例文

  • 「お客様はビル裏の駐車場にお車を停めていただけます」
  • 「本日は車でお越しとのことでしたので、こちらに停めてください」

 

ここでも、「止める」ではなく「停める」が使われるのが自然です。

 

「止める」は動きそのものをやめさせる意味なので、“一時的に車を置く”という行為には少し不向きな印象になります。

 

まとめ:車を「とめる」は「停める」が正解!

最後にもう一度おさらいです。

 

「車をとめる」の正しい漢字は?

「停める」です!

 

理由

  • 「停める」は乗り物・機械などを一時的に静止させる意味を持つから
  • 「止める」はもっと広い意味で、「人・行動・音」などに使われる
  • 「駐める」は当て字・誤用なので使わない!

 

ワンポイント

  • 「車を停める(動詞)」
  • 「駐車場・駐輪場(名詞)」

動詞と名詞で漢字を正しく使い分けよう!

 

この漢字の使い分けを知っておくと、文章力や信頼感がアップします。

特にビジネス文書や案内掲示などでは、「停める」を正しく使うことで読み手に伝わりやすく、プロフェッショナルな印象を与えられますよ。

 

  • この記事を書いた人

ゆいと

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