言葉

下旬いつから?意外と知らない基準とは

「発送は○月下旬予定」

 

「○月下旬にご連絡いたします」

こういった表現、ネットショッピングやビジネスメール、ニュースなどでよく見かけますよね。

 

でも、ふと立ち止まって考えてみると…

「下旬」って具体的にいつからいつまで?中旬との違いって?と迷った経験、ありませんか?

 

この記事では、意外と知らない人が多い「下旬」の明確な基準をわかりやすく解説。

 

あわせて「上旬・中旬・下旬」の違いや、ビジネスや日常での使われ方、ちょっとした注意点までしっかりお伝えします。

 

そもそも「下旬」っていつからいつまで?

結論からお伝えします。

 

下旬=その月の21日〜月末まで

 

例えば4月なら…

 

  • 4月下旬:4月21日〜4月30日(または31日)

 

というのが、一般的で広く使われている基準です。

 

では、上旬・中旬・下旬の全体像は?

区分 日付(例:4月の場合)
上旬 1日〜10日
中旬 11日〜20日
下旬 21日〜月末(30日 or 31日)

 

この区分は、カレンダー業界・新聞・役所・企業など、どの分野でもほぼ共通しています。

 

「20日から下旬」は間違い?

たまに「20日から下旬」と言う人がいますが、正式には21日からが下旬

 

20日は中旬に含まれるため、ちょっとズレてしまいます。

 

とはいえ、口語表現では前後することもあるので、多少の誤差は許容されるケースも多いです。

 

ただし、ビジネスメールや納期連絡では「21日から月末」と明確に認識しておくのがベターです。

 

実際によく使われる「下旬」のシーンとは?

① 発送予定日や入荷予定日

ECサイトや予約商品などでよく見かける「下旬発送予定」表記。

 

この場合は、21日〜月末のどこかで届く見込みという意味になります。

 

  • 「4月下旬発送予定」→ 4月21日〜30日の間に発送される見込み
  • 「入荷は6月下旬を予定」→ 6月21日〜30日の間に入荷予定

 

② スケジュールやアポイントメント

  • 「5月下旬に一度お打ち合わせしましょう」
  • 「来月下旬には資料をご用意します」

 

このように、ざっくりとした予定を伝えるときに下旬表記がよく使われます。

 

ポイントは、「まだ正確な日付が決まっていないけど、おおよその時期だけ伝えておきたい」というときに便利な表現だということ。

 

なぜ10日単位で区切るの?日本特有の表現?

「上旬・中旬・下旬」という区分は、日本語ならではの曖昧さを活かした表現方法。

 

もともとは和暦や旧暦の時代から続く伝統的な日付の分け方で、

「10日(とおか)をひと区切りにする」という習慣が今に受け継がれていると言われています。

 

西洋では、日付は週単位で区切ることが多く、こうした“旬”の概念はあまり見られません。

 

日本語ならではの美しいあいまいさ、という面もあるんですね。

 

ビジネスで「下旬」を使う時の注意点

✔︎ 明確な日付を求められる場合は注意

「下旬」といっても幅があります。

 

21日から31日までとすると最大11日間の幅があるため、

具体的な納期や締切がある場合は、必ず「〇月25日頃」や「〇月末までに」と明示する方が丁寧です。

 

✔︎ 相手に誤解を与えないように

ビジネスでは「下旬=月末ギリギリ」と受け取る人もいれば、「21日頃」と思う人もいます。

 

重要な案件では、言葉だけでなく具体的な日付も併記するように心がけましょう。

 

意外と知らない!関連表現いろいろ

「月初」「月末」との違いは?

  • 月初(げっしょ):1日〜5日頃を指すことが多い(上旬の一部)
  • 月末(げつまつ):その月の最終日(30日や31日)

 

「下旬」と「月末」は似ていますが、

月末は最終日をピンポイントで指すのに対し、下旬は21日〜月末の幅をもった期間を指す違いがあります。

 

「上旬・中旬・下旬」は英語でどう言う?

海外とのやり取りでは、「early / mid / late」を使います。

 

  • 上旬:early April(4月の初め)
  • 中旬:mid April(4月の中頃)
  • 下旬:late April(4月の終わり頃)

 

ビジネスメールでの使用例

 

We expect the delivery in late May.
(納品は5月下旬を予定しております。)

 

まとめ|下旬は21日から月末まで。使い分けを知って賢く使おう!

最後にもう一度、この記事のポイントをまとめます。

 

下旬とは…

  • その月の21日〜月末までの期間
  • 上旬(1〜10日)、中旬(11〜20日)、下旬(21日〜末日)

 

注意ポイント

  • ビジネスでは「下旬」だけでなく具体的な日付も伝えるのが親切
  • 発送予定やスケジュールに多く使われる
  • 英語では「late April」などで表現

 

「なんとなく」で使っていた“下旬”も、意味や範囲をしっかり理解しておけば、

 

ビジネスでも日常生活でも、もっと自信を持って使えるようになりますよ!

 

今後、「下旬っていつからだっけ?」と悩むことがなくなるはずです♪

 

  • この記事を書いた人

ゆいと

言葉の意味や語源、日常で使われるフレーズの雑学を発信|「知ることで会話が豊かになる」「言葉を大切にしたい」がモットー|難しいことをわかりやすく、を意識して書いています|ご質問・リクエスト大歓迎です!

-言葉