雑学

さつまいもを炊飯器で調理したら爆発!?|その原因と安全な使い方を徹底解説

秋になると、ホクホクで甘いさつまいもをお家で手軽に楽しみたい人も多いはず。

 

最近では、炊飯器を使った“焼き芋風”さつまいもレシピがSNSやレシピサイトでも注目を集めています。

 

ところが、一部で話題になっているのが、

 

「さつまいもを炊飯器で調理したら爆発した!」

「フタが吹っ飛んだ」「中身が飛び散って危険だった」

 

という衝撃の体験談。

 

果たしてこれは都市伝説なのか?それとも本当に危険な行為なのか?

 

この記事では、さつまいもを炊飯器で調理すると爆発する可能性がある理由や、安全に調理する方法を詳しく解説します。

 

実際に起きた「炊飯器爆発」事例

インターネットやSNS上には、「さつまいもを炊飯器に入れて調理したら、中で爆発音がしてびっくりした」という報告が複数存在します。

 

体験者の声

  • 「焼き芋を作ろうと思って、水を入れずに芋だけ入れて加熱したら、フタがバンッと開いて中が飛び散った」
  • 「炊飯モードでさつまいもを蒸したら、途中で『ポン!』と音がして怖かった」
  • 「炊飯器の内釜が焦げ付いて使えなくなった」

 

こうしたケースの多くは、「誤った使い方」や「過剰な加熱」が原因です。

 

なぜさつまいもを炊飯器で加熱すると爆発するのか?

爆発といっても火薬のようなものではなく、内部で加圧された蒸気や空気が一気に放出される現象のことです。

では、具体的にどんなメカニズムで「爆発」が起こるのか、詳しく見てみましょう。

 

原因①:水を入れずに“焼き芋風”にしようとする

炊飯器は基本的に「水を使って蒸す」ことを前提に作られています。

 

水を入れずに密閉した状態で加熱すると、内部の温度が異常上昇し、逃げ場のない蒸気がたまって破裂することがあります。

 

しかも、さつまいもは加熱により内部の水分が蒸気となり膨張します。その圧力が限界を超えると、

 

皮が破裂したり、炊飯器の内蓋が持ち上がって「爆発」と表現される状態になるのです。

 

原因②:炊飯器に本来の調理目的を超える使い方をする

炊飯器は「ご飯を炊く」「おかゆを作る」「蒸し料理をする」といった目的に合わせた安全設計になっています。

 

それを無視して、例えば

  • 芋だけを大量に入れて加熱
  • 芋の表面をアルミホイルで覆う
  • 蒸気が逃げにくい状態で密封する

 

などの使い方をすると、熱や圧力が過剰にこもり、炊飯器が本来持つ「安全弁」では対応しきれず圧力による突発的な噴出=爆発となる可能性があります。

 

原因③:芋の加熱ムラで局所的に高圧になる

さつまいもは見た目よりも密度が高く、加熱ムラが起こりやすい食材です。

 

特定の部分だけが高温になり、その部分が蒸気を発生→一気に破裂することで、「芋そのものが爆ぜる」ような現象が起きることもあります。

 

炊飯器で安全にさつまいもを調理する方法

怖い話を聞くと「炊飯器でさつまいもを調理するのは危険なのでは?」と思うかもしれませんが、正しく使えば安全に美味しく仕上げることができます。

 

以下のポイントをしっかり押さえましょう。

 

① 必ず適量の水を入れる

内釜に最低でも100ml〜200ml程度の水を入れましょう。

 

蒸気が安定的に発生し、芋も柔らかく蒸し上がります。

 

② 芋は丸ごとではなく、カットして入れる

丸ごとのさつまいもは内部まで熱が通るのに時間がかかり、内部膨張→破裂のリスクが高まります。

 

皮つきでもOKなので、3〜5cmほどの厚みにカットしてから加熱するのがおすすめ。

 

③ 炊飯器の「蒸しモード」や「スロー調理モード」を使う

「通常の炊飯モード」は火力が強く、短時間で加熱するため、芋のように硬い食材には不向きです。

 

もし機能があるなら「蒸し料理」「煮物」など低温で長時間加熱するモードを活用しましょう。

 

④ アルミホイルはNG!蒸気を通すように

蒸し器などで焼き芋を作るときにはホイルが使われることもありますが、炊飯器では蒸気の流れが重要です。

 

ホイルで包むと蒸気が抜けず、内部圧が高まり爆発リスクが増すため、使用は避けましょう。

 

⑤ 過加熱に注意(再加熱・保温モードを使い続けない)

一度調理が終わった後に「もっと柔らかくしたい」と思って再加熱や長時間保温を繰り返すと、内部温度がどんどん上昇します。

 

柔らかくするなら炊飯後、10分程度蒸らす→冷ます→もう一度少し加熱という段階調理を意識してください。

 

もし炊飯器が爆発したらどうなるのか?

  • 内蓋が外れて吹き飛ぶ
  • 中のさつまいもが飛び散る
  • 内釜に焦げ付き・傷がつく
  • 最悪の場合、炊飯器の破損や火傷の恐れもあります

 

電気炊飯器は内部に高圧をかけない設計がされていますが、意図しない使い方によって破損すればメーカー保証も対象外になる可能性があります。

 

まとめ:炊飯器でのさつまいも調理は「正しくやれば安全」

「さつまいもを炊飯器で加熱すると爆発する」というのは、間違った調理方法が引き起こすトラブルです。

 

基本的には、以下のポイントを守っていれば、爆発することはほとんどありません。

 

  • 水を入れて蒸気を確保する
  • 芋をカットして加熱ムラを防ぐ
  • 蒸し・煮込みモードを使用する
  • アルミホイルや密封状態にしない

 

これらを守れば、手軽にホクホクの甘い焼き芋風さつまいもが炊飯器で作れます!

 

「爆発」というワードに不安を感じた方も、正しい知識を身につけて、安全に美味しいおうちスイーツを楽しんでくださいね!

 

  • この記事を書いた人

ゆいと

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